児童文学サークルにじゅうまる公式ブログ

児童文学を志す創作集団「にじゅうまる」の公式ブログ。

12月17日 オンライン合評会をやりました

12月17日に、LINEによるオンライン合評会を開きました。

今回の参加者は4名。

合評作品は2作。いずれも、次回の同人誌の課題作品です。

その後、次の同人誌や、今後の合評会の話し合いをしました。

本当は、なるべく対面でやりたいところなのですが、

感染状況がまた悪化しているため、1月もオンラインとなりそうです。

それに、そろそろ、次の同人誌の締め切りが迫ってきました!

「にじゅうまる」では、同人誌に掲載する作品は、必ず合評会を通すというきまりがあります。

まだ作品を出していない人が、これからどっと作品を出すのも恒例。

かくいう筆者も、まだ作品を出していないのでした。

ひゃあ〜〜。頑張らねば!

書くことをみんなで励ましあえるのも、同人誌のいいところです。

いつも、そんな同人誌でありたいと思っています。

11月27日 オンライン合評会をやりました!

報告がすっかり遅くなってしまいましたが、

11月27日(日)に、LINEを使ったオンライン合評会をやりました。

参加者は6名。

今回は作品が出なかったので

「宇都宮児童文学セミナー」に参加された方からの報告や、

最近、読んだ本の紹介、次号の同人誌についての話し合いなどをしました。

合評作品はなかったのですが、じっくりといろいろな話ができて、

それはそれで楽しい時間でした。

たまにはこういうのも、いいですね!

ちなみに、会員が紹介した本は下記の通り。

『片手の郵便配達人』グードルン・パウゼヴァング みすず書房

『リトル バレリーナ藤純子 学研 

   シリーズ物で、エンタメ。女の子に人気。絵柄もかわいい。
カミーユ大森静佳 短歌集

『やさしい猫』中島京子 中央公論新社
   オーバーステイの話。難しい話を、読みやすく、優しく語ってくれている。

   中島さんは、子ども向けの作品も多いとか。

『水を縫う』寺地はるな 集英社
『変化球男子』M.G.ヘネシー すずき出版
チェンソーマン』藤本タツキ(漫画です)

『たぶんみんなは知らないこと』福田隆浩 講談社
『あしたから出版社』島田潤一郎 ちくま文庫 
   良い本を作るとは何か?について、考えさせられる。

『いのちの木のあるところ』新藤悦子 福音館書店 

   トルコを舞台にした歴史小説

リンドグレーンの戦争日記 1939ー1945』岩波書店
   リンドグレーンに、こうした戦争体験があるとは、知らなかった。

   興味深い。リンドグレーンの作品を再読してみようと思った。

10月30日 オンライン合評会をやりました!

今日はLineを使ってのオンライン合評会をやりました。

参加者は8名(うち1名はイギリスより参加! こちらは午後ですが、イギリスでは早朝です。眠いところを、よく参加してくれました!)

合評作品は1作。よくまとまっていて、好評でした。

作者は長く書いている人ですが、本当にどんどんうまくなっています!

課題作品は、

『君たちは今が世界(すべて)』朝比奈あすか・作 角川書店

何人もの登場人物を、多方面から深く描く筆力に一同、感心。

エピローグは、それまでの胸が痛くなるようなエピソードを和らげているようで、

作者の意見を言うためなど、必要ないのでは? という意見も出されました。

でも、大変面白い作品でした。

 

9月18日、合評会をやりました!

台風接近中の9月18日、池袋のIke Bizにて、合評会を行いました。

今回は参加者5名、オンライン参加2名(うち1名はイギリスから参加!)でした。

作品は3作出て、じっくりと合評を行いました。

また、課題図書として
『海を見た日』M・G・ヘネシー作 杉田七重訳 鈴木出版

を、みんなで読んできて、感想を言いました。
子どもたち4人の気持ち、状況の描き方がすばらしい。映画にしたいような、それぞれのシーンや会話が心に残る、すばらしい作品、と好評でした。

 

充実した合評会でした。

いつもはその後、美味しいイタ飯屋でお疲れ様会、となるのですが、

台風の影響で大雨のため、みんな、真っ直ぐ帰りました。

お疲れ様会は、次回の対面合評会までおあずけです。


8月14日、合評会をやりました!

8月14日(日)、合評会をしました。

本当は対面でやる予定でしたが、コロナ感染者の急増と、台風襲来を受けて、

急遽、Skypeでの、オンライン合評会となりました。

参加は7名、合評作品は4作品、

そして、『海ヤカラ』照屋年之ポプラ社)をみんなで読み合い、感想を言い合いしました

子どもたちが生き生きと描かれている場面も多くあるが、登場人物の掘り下げ方が一面的なところもあるのではないか、サメのいる海に子どもたちが飛び込む場面は、これでいいのかとさまざまな意見が出されました。

9月もできれば対面でやる予定ですが、今後の状況で変更があるかもしれません。

見学に来たいという方など、大歓迎です。

このブログのメールにご連絡ください。

 

7月3日 合評会やりました!

7月3日、池袋のIKEBIZにて、定例の7月合評会を行いました。

参加者7名、合評作品は今回は1作のみでしたが、

課題本として、

『たまごのはなし』しおたにまみこ/作(ブロンズ新社

について読み合い、感想を言い合いました。

独特な画風で描かれる個性的なたまごとマシュマロの

どこか哲学的なかけあいに、一同、心を持っていかれました。

作品数が少なかったため、じっくりと話し合いができ、

雨模様の日でしたが、満ち足りた気持ちで帰宅の途につきました。

合評会の後、時間のある数人は、池袋の「梟茶房」にて二次会。

タイトルのわからない本を読めるというユニークなこのカフェを満喫しました。

 

第27号記念合評会をやりました

6月12日(日)池袋のIKEBIZにて、第27号の記念合評会をやりました。

毎年、一冊ずつ出している同人誌も、今回は27号目。毎回、同人誌を出すたびに、講師を招いて、掲載した作品の合評会をしています。

今回は、今をときめく、いとうみく先生に来ていただき、合評会をしました。

27号掲載の9作品+テーマ「帽子」の5〜10枚の課題作品8作品という数なので、

合評は各作品につき2人がレポートし、いとう先生の講評をいただくという進行。

読むのも大変だったと思いますが、いとう先生は一つ一つしっかり読みこみ、的確な講評をしてくださいました。そのバランス感覚と時代センスの良さ、作品の芯をしっかり捉えてくださっている講評に、一同、うなりながら、全身を耳にして聞いておりました。

本当に勉強になりました。いとうみく先生、ありがとうございました!

にじゅうまる27号